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| コ一プさっぽろは、一般の企業とどこが違うのか。大きな特徴は、「生活上の問題を、協同の力で事業を通して解決していく組織である」という点です。「北海道を元気にする」「北海道民の暮らしを改善する」ために、本気で、どこにも負けずに貢献していこうという強いミッションがあるから、様々な事業にも果敢に挑戦し続けているのです。「事業」である限り利益を度外視することはできませんが、同時に、生み出された利益を北海道への貢献に還元していくために、「ソーシャルビジネス」という形をとっています。組合員の声や社会の要請に応えていくための必要な利益を確保して、社会貢献を計画的に進めていくためには、「事業利益の追求」と「社会貢献」、そのどちらに偏りすぎても、私たちのミッションは達成できないと考えています。 |
| 私たちが求める人材は、少し哲学的な言い方になりますが、「自分の考え方を持ち、判断する人材」です。しかし、それは頑固に自分の考えに固執し、従来のやり方に拘泥(こうでい)する人ではありません。自分の考えをしっかりと持ち続けるためには、広く、あらゆることを学び続ける姿勢が必要です。不断に世の中の出来事に関心を持ち、その本質と矛盾を突き詰める思考力を身につける必要があります。社会に出ると、あらゆる問題は、解が一つだけではありません。今、世の中で正解と言われている取り組みは、結果として正解だっただけにすぎません。何かに取り組む時には、決まった枠などは無く、無数の選択肢の中から選んでいかなければなりません。そのような時、「自らの見識の上で判断し、物事に挑戦していく」その力が求められます。 |
| さて、「コープさっぽろ」の事業と運動に共感して入協された皆さんの配属先についてご紹介します。多くの方は、宅配事業「トドック」や店舗事業の現場に入って、社会人としてのスタートをきることになります。私も、最初は水産部門に配属され、魚をさばく日々でした。組合員さんと直接、関わる現場が好きで、自分が作った商品が食卓に並ぶことをうれしく思っていました。仮に、皆さんの中にこうした商品の配達や陳列、お肉のスライスなどの単調な仕事に、違和感を覚えてモチベーションを下げてしまう方がいるとしたら、逆に問いたい。「あなたは果たして、本当の意味で北海道に社会責献ができる人材に、なれるのでしょうか?」自分が手掛ける商品の一つ一つが、家庭の食卓に並ぶところまで想像して働けるかどうか。自分の創意工夫一つで、組織の作業効率や売り上げがどう変わるかに、探究心を持てるかどうか。それにより、その人の成長度合いは大きく変わるでしょう。現場でキャリアを積む中で、自信と仲間からの信頼を得ることが出来ます。そこから将来、部門や店舗、センターを任された時、その経験と自信が、より大きな期待に応える力になりますし、より大きな規模でコープさっぽろを支え、北海道へ貢献できる人材へと、成長できるのです。新卒の皆さんに、社会人としての完成度を求めてはいません。当然、未熟さがあって良いのです。冒頭で述べた「自分の考えを持ち、判断する」人材となれるか。現実の中で自分は今まで、その力をどう磨いてきたかを、私たちに教えてください。そして共に働き、これからの北海道の未来を、支えていきましょう。 |